●高原建築設計事務所《コンセプト》

- Takahara Construction Design Office .. Since 1993 -

Concept　設計に対する考え方、設計事務所の役割をお伝えします。

住宅の設計は楽しい!!　施主にも楽しんでほしい!!

　住宅のみではなく、宿泊施設・温泉施設・店舗も設計しています。施設店舗は用途・目的がはっきりしていますが、住宅は十人十色のこだわり・住まい方や家に対する考え方があります。それに応えることで、設計の幅が広がり考えも深まる、だから、住宅は設計の基本であり、住宅設計は楽しいのです。


住宅＝家、家って何？
	家を買う（建売・売建）事は、もちろん家を建てることにはなりません。家を建てるという事は、設計を十分する事。ハウスではなくホームを創ることと考えます。お願いしたいのは、設計依頼をしたからおまかせ、ではないことを理解して頂きたいと思います。建設地を春夏秋冬観察し、日差し・風の流れを良く見ること、時間の経過で変わっていく環境（日当たりや人・車の動き）を読み取ることで、じっくりお話しを交わしながら設計をする。住む人の事を考えた家を設計することにこだわり取り組みます。
	南面の窓を開けると前の家のトイレや浴室の窓が目に入ってきたら気分は台無しになりませんか？外からの目線が気になる間取りだったら？まわりから干渉されない設計が必要なのです。
	「その家の在り方は、その土地が教えてくれる。」「迷った時は土地に聞け!!」(建築家　故、宮脇檀）


原寸大のイメージを伝えることの難しさ。
	また、建築が始まると、イメージも確かなものとなり、それは図面ではなく、実際の現場（原寸）で空間や住まい方がより具体化していきます。大手ハウスメーカーでは初期の設計通りに建築が進んでしまいますが、設計の再確認をしながら、ご要望にお応えできるのが設計事務所の役割と考えます。


他にはない自分だけの空間が完成したら？
		自分のこだわりの家ができたら、「家から出たくない」「家にいるのが楽しい」「うらやましでしょ」って言いたいですよね？
		朝食のコージーコーナー（建築家　故、吉村順三） ※コージー（cozy）/意味：居心地のいい、気持ちのよい。
		家族が住まうための設計に、コージーなスペースを取り入れてみませんか？


「ハイグレード!」と「ローコスト!!」
	設計事務所に頼むと高くなるという考えは間違いです。逆にハウスメーカーの標準仕様とは違い、予算に合わせた設計をすることで、ローコストでありながらハイグレードな設計をご提案することが可能です。ただし、予算にとらわれ過ぎてディティールが甘かったり、完成した建物が貧弱になってしまっては住環境としては相応しくないものになってしまうリスクもあります。
	一点豪華な住宅は必要か？
	例えば、玄関だけは超豪華だったり、サッシ枠は木製なのに不釣り合いな外壁だったり、ｅｔｃ．．．　もちろん、予算が限られていても基礎・構造材の品質は下げないことは重要です。構造と仕上げのバランスの取れたリスクの少ない予算取りの中での設計が重要ではないでしょうか？
	予算を考慮しながらも、専門家としての知識を提案し、一つの方向性を見つける。一つ一つを設計するのは住む人自身であり、経験と知識を活かして提案するのが私の役割と考えます。


私の設計手法。
		建設地の条件が悪ければ悪いほど、設計により住まい方を良くも悪くもします。だから、土地やまわりの環境を考え、より良い提案をする事に対する意欲が湧きます。　まず、土地を見て、お話しをお伺いし、予算に合わせた「ローコスト」「ハイグレード」な住まいと、住まい方の提案をするのが私の設計手法です。